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前処理 原本確認 等 |
デジタル入力 (70台) |
2〜3交代制 |
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HDD管理 等 (3500台) |
画像検査 |
画像検査 |
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RAW現像 & カラーマネジメント 等 |
場所: 江東区 (日通倉庫) 800坪 (400坪×2フロア) + (本社&別館) + 他、搬出入は国会図書館内にて プロジェクト人員: MIN 181名 〜 MAX 325名/日 |
サムネイルチェック & トリミング 等 |
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JPEG2000変換 & 画像加工 等 |
セキュリティカメラ (記録機付) |
ブルーレイディスク 書込み & チェック (エラーレートチェッカー) |
●各工程 《 作業詳細は分量が膨大なため等により未公開 》 ・原本の搬出入準備: ・搬出入作業: ・撮影前処理: ・デジタル画像撮影: ・画像検査: ・デジタル画像処理: ・付属画像処理: ・テキスト入力: ・テキストデータ確認: ・JPEG・JPEG2000 ・SSIM変換等 画像処理作業 ・ウィルスチャック: ・BD−R 書込み: ・画像データ整合性チェック: ・BD−Rエラーレイトチェック: ・逐次納品: |
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● ソフト開発 (※ 開発ソフト所有権は国際マイクロ) 電子化における画像加工等の処理ソフト 社内にて70項目以上を開発 下記一例: |
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・・・ 記 ・・・ ◆ 工程管理システム (書誌・HDD・BD-R管理) を自社開発 ・各作業工程ごとに、登録・ステータス管理などを実装 ・書誌の搬出・撮影・現像・加工・返却など 十数工程 ・1書誌ごとに 「どの工程なのか」 を一元管理 ・管理対象は約 10万冊 |
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◆ HDD貸借管理システム ・撮影した画像を保持するHDDを管理 ・各種作業工程に合わせて 貸し出し・返却などをGUI表示 ・作業漏れ・再作業など 工程管理システムと連携し稼動 |
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◆ その他 各工程ごとにツールを開発 ・画像加工プログラム (RAW・TIFF・JPEG・JP2000変換) ・SSIM 画像加工・検証ツール ・納品用の画像集約ツール ・トリミングツール・画像チェックツール 等 |
国立国会図書館様からサンプル審査で 各機種の組み合わせを繰り返し、 約 1500画像の安定した品質、 大量電子化に貢献することが出来ました。 ※ 機材 ・ ソフトの改造や改善など わたしたちの我儘に答えていただいた 「製造各メーカー」 様に感謝 |
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大量電子化の成功に至るまで 【 有志に感謝: 代表 森松より 】・・・この場をお借りして 「世界に誇れるグローバル(国際的)な仕事の仕方をしよう、 日本人の記録 ・ その電子化とWEBでの公開のお手伝い、 私達の力で創ってゆこう」 平成7年 デジタルシステム部を創部して以来 「記録の電子化」 を日々行いながら 私達は社員とそのように言動してきました。 結果: 現在 当社の 「記録のデジタル化」 と そのWEB上の 「画像参照ビュー」 は国公立大学図書館をはじめとし、 kmビューの各シリーズ ・ 動画配信ビュー等、 無償の画像参照ソフトを含め、日々バージョンUPしながら図書館・資料館・各組織様にてご活用戴いております。 ●NDL様の大量電子化業務: 仕上がり見本 メーカー別比較 国内外の高画素の 「オーバヘッドスキャナー4機種」 と 「高画素デジタルカメラ4機種」、他に数種類のフラットベットスキャナーのサンプル画像等を作成し、社内において仕上がり画像の比較を従来より行っておりました。それぞれの機材・ソフトの長所短所を含め 入札の事前に NDL様 と共有。 ※ 短所をWEB上で公にしない・・・という条件付でサンプル作成のご協力を戴けた機材屋様も有り ●工程管理の共有: 400名におよぶ作業人員の各情報を 各責任者と管理者がタイムリーに確認できる仕組み造り。 人間の 「作業工程メモ(記録)」 や 「マクロを利用したエクセル」 の工夫では追いつかない事態は少し予測して準備していた・・・が想像以上に作業場の問題、その情報管理の問題が多発。 工程管理処理の各バージョンアップが必要となり、火急に対応。 従業員全員、仕事が順調に流れるまで眠れないような日々が続き、皆さん共々たいへんな工夫と努力が必要であり、苦労さまでした。 私達が培ってきた 「技」・「技術」 は これらを基として 「電子化の世界」 を良い方向へと変えられます。 ●バッチ処理ソフト: 画像のバッチ処理ソフトの開発項目もふくめれば、大まかなものでも70項目以上の開発に成功。 各SEの迅速な対応、その能力に感謝。 実際に作業しながら発生する様々な問題。 その対策のための 5000万円〜1億円に相当する開発等は当社のみでなく、今後の日本の大量電子化業務の 「宝」 につながってゆく事は間違いない。 ●協力者: として「首都圏ソフトウエア共同組合」の会員企業はその社員で数千人のSEが備えており、特に画像処理・管理ソフト開発等、優秀な人員の調整が整い、どうにかしっかりと対応できました。 ●有志: 私(社長)の友人など、国際的にも活躍するコンサルタント・SE方々の貢献度は高く、「世界に誇れる大量電子化、その成功を!」 と実務・マネジメントともに力を見せてくれた有志 の力に支えられ、商いの王道をあゆみつつ 知的財産を開示させる大きなプロジェクトで 素晴らしい画像で提供できたことをここに感謝いたします。その事をここに記録しておきます。 ●仕様書で明記されていない: ような事柄が想定以上に多発。 品質管理規定 ISO9001(2001年からPDCAを回す)に準拠 「不適合・クレーム」 の 「原因の追究」 と 「再発の防止」 当社ISO9001では、独自に追加で作成した「問題提起」と「予防措置」が効力を発揮 ・「問題提起」の収集・その確認・対策 ・「予防措置」の提案・予測の収集・事前対策 現場において、日々起こる非常に多い諸問題、その報連相の徹底を教育遵守。 NDL様 (アクセンチュア様) に適宜報告。 ●ISO9001: の仕組み、各トラブルに対してその都度に 「PDCA」 を回す習慣が2001年から社内で構築していたが、もし、その習慣が途絶えていたら、完成まではあと3倍以上の時間を要した、と感じています。 ●今後の 入札について 情報を扱う会社として 総合評価点制度 は必須。 「入札に参加を許される最低条件」 としての 5つを挙げるとすれば ★ 「ISO 27001」 情報管理 ★ 個人情報保護法に準拠 ★ 「ISO 9001」 品質管理 (品質基準の正直な報告と対策、再発防止のモラルの維持体制) ★ 「実績」 過去どのような仕事をどのような設備で 自力 (又はどこに何を外注したかを明記) で成果を収めたか? の証明 ★ CSR: 経営理念や経営者方針も含め社長と従業員のモラールや習慣の徹底 が挙げられる。 ● 国際貢献へ 創業1962年より 「絶えず 技術の向上を図る」、高い技術でお客様に奉仕し、国益を上げ、国際貢献を行ってゆく方向で 国際マイクロ写真工業社は進んでおります。 従業員 個々が自立し 志を合わせ 力を磨き、それを発揮できるよう心掛けてゆきます。 ●「技術を開発できる組織」: が下請け専門となりやすい Cランク から A ランク業務 に参加できる、という仕組みを作っていただいた官公需適格組合。 それを認めて戴いた中小企業庁様、そしてそれを最初に提案して実行まで成功された諸先輩方々、もちろん首都圏ソフトウエア共同組合の皆様も含め、心より感謝を申しあげます。 今後も世界に恥じない仕事、誇れる技術開発を行って参ります。 森松義喬拝 |