「断裁したくない。だけれども「のど」まできれいに電子化してほしい」
そんなお客様のご要望にお応えし、2013年5月、当社は新しいスキャナーを導入しました
このスキャナーの特徴は何と言っても、
スキャナーの淵が狭いこと。
スキャナの淵が2mmしかありませんので、スキャナの端にのどをあてると、
書籍の片ページ分ほぼすべてが電子化可能です。
既存のスキャナーだと、このように電子化され
画像の補正を行うと、下図のような画像が出来上がっていましたが
のどの部分は歪んで読みづらくなってしまっています
新しく導入したスキャナーですと片ページずつ電子化を行いますので、画像加工することなく下図のような画像を得ることができます
のどの部分も下図のようにきれいに電子化されます
今までより安価に、よりきれいな画像を得ることができるようになりました
断裁をしたくないが、書籍の劣化がひどく、書籍を「のど」の部分まで押し広げたくないような方へのサービスとして、様々な電子化方法を準備しております
デジタルカメラ撮影サービス
原本の真上に設置したカメラで撮影を行います
主な用途:一般書籍、古文書、貴重資料に
実績:国立国会図書館様、東京藝術大学様、東京国立博物館様、国立歴史民俗博物館様、
国文学研究資料館様 他多数
デジタルカメラ撮影サービス詳細はこちらをご覧ください
あおり撮影サービス(資料の開きを30度ほどで電子化)
特殊な機構を設置したデジタルカメラで電子化を行います
主な用途:劣化した開きの悪い(開けない)洋書等に
実績(サンプル作成を含む):東京大学様、一橋大学様
あおり撮影サービスの詳細に関してはこちらをご覧ください
ブックスキャナーによる電子化サービス
ブックスキャナーで電子化を行います。
主な用途:一般書籍、製本図面に
実績:民間企業様、官公庁様 多数