●30度撮影サービスとは? 貴重な洋書のデジタル撮影時、見開き180度に押し広げ、ガラスで押さえての撮影中の 背表紙 等の崩壊 を少しでも軽減さるための撮影手法として 特殊あおり撮影 (原本を30度に開いた状態における撮影) に挑戦。 その結果できた画像の仕上がりは、180度に原本を見開いた場合と比べて遜色の少ない画像を得ることが可能とした、当社と産総研様による独自の撮影技術。
●開発内容: 「貴重な劣化洋書のデジタル化: 見開き30度による撮影技能の開発」 【劣化資料 (brittlebook) 用30度見開きデジタル撮影】 1: 【30度】 だけ見開いた資料のデジタル撮影に2012年 成功 (当時は木製の土台で実験)。 サービス実行中 (現在は実験が成功して下記撮影機材にて対応) 2: 平面化に挑戦 (開発中) 【波打つ劣化した紙側面の凸凹】 の画像補正の対策として、センサーで凸凹を計測し、そのデータを撮影された画像に反映させて 「平面化された状態に近いデジタル画像」 を得る事に2014年2月にある程度成功したが、微調整等が大きく必要であり、現在開発中。 ●サービスの費用: 費用: ★最低基本料金 8万円 打合せ+サンプル作成費用 (10コマ撮影まで)・・・(出張撮影のサービスは現在未対応) ★撮影受託料金 280〜950円/ページ 見開き30度撮影のみの場合 (実務の費用) 資料の劣化状態と操作方法の範囲にて 更に可変有。
開発途中・・・価格未定 (現在対応不可) ★サービスの実施前に打合せを行います (貴重資料が崩壊した場合の責任所在・・・明文化) ●劣化洋書のデジタル化の優先順位: 「貴重洋書のデジタル化」 の際 資料を 180度に見開き撮影を行う業務上の行為が原因となり 「背の表紙等が崩壊」 する劣化本(ブリトル状態)が存在するが 扱いが怖く優先順位が上にできない。 どうしても 「なおざり」 となる。 そして 「経年劣化・酸性劣化 のなすまま」 となり、ゆくゆくは 「30度撮影さえもできない劣化状態」 へと 手を付けられないままで追いやられてしまう。 ● 社会的なニーズ: 【1%以下のニーズ】 と予想されている劣化洋書の蓄財数。 そのために 「開発を真剣に手掛ける企業」 が皆無に等しい。 国内外 図書館・資料館・博物館等において 「30度撮影デジタル化の需要」 はほとんど上がって来ない。 (このような開発の成功を 周知させるための宣伝が十分にできていない事 が原因である) ●技術協力で可能: 当社では2011年から (独立行政法人)産業技術総合研究所の光学博士方の特許技術とアイディア・知恵、そして 「劣化洋書のデータを遺す」 との理想に 「ご賛同」 を得る事が出来たため、世界に貢献できる技術開発を進める事が叶いました。 この場をおかりして心より御礼申しあげます。 実務化の段階まで、「想定以上の永年な開発」 とは成りましたが、日進月歩進めきた効果があり、サービスの提供が可能となる目安ができました。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ● サンプルご要望の方: は、最低基本料金 8万円 としております。 事前メールにてご連絡の上、お時間を合わせてのご来社の際にご案内をさせていただきます。 大変恐縮ながら 【現時点では】 機器の使用頻度が高くなく、スタジオ等セッティングなどの時間を要し、サンプル作成においても上記基本料金が必要となります事をご了承ください。 注文数や注文頻度が変化すれば臨機応変に対応する準備があります。 ●サンプルの作成: もふくめ、当社では劣化の激しい資料のために撮影業務中におこる原本の崩壊が置きにくいよう経験値のある 技術者にて(開発機器を使用して)対応いたします。 しかし、撮影中に原資料の崩壊が生じた場合において、当方にて責任を負いかねます。 「資料の崩壊」 がご心配な方は対応できません。又は 「事前に保険に入る等対策・準備を終了して資料をお持ち戴く」 事と成ります。当方にてそのように解釈して対応する、と決定してサービスを実行しております事をご了承ください。 (現在まで責任問題となった事例はありません) お問い合わせは 「営業部 30度撮影 担当係り」 まで |