高い品質 を実現


アオリ台: 洋書のノドを痛みにくくする (ブッククレイドルタイプ)


当社

他社


これらのアオリ撮影台は昭和50年ごろより使用している
当社オリジナルのあおり撮影台。
(木製とネジの組み合わせで作成したもの)

6×7・4×5で多くの実績

ここ数年は1000万画素以上の
高精細なデジタルカメラ撮影で利用が増大。








(様々な角度に設定可能)  

角度: 撮影する原本の状態により所蔵者の
方と相談のうえ可変できます


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アオリ台: 洋書のノドを痛みにくくする (海外製ブッククレイドルタイプ)


当社

他社


海外製のブッククレイドル
(海外では大量に販売されています)

新聞見開きまで対応 : ガラス角度 120°の固定 (可変できません)


A3見開きまで対応 : ガラス100°の固定 (可変できません)


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横帳自体を左右にスライドさせずに撮影 (横帳撮影用ローラー)


当社

他社
簡単な構造ですが、従来の横帳撮影の問題を克服できました。

     ↑ローラー部分             ↑レール部分
原本の摩擦を軽減する為、台ごと左右にスライドする造りだ。
その結果、
史料に与える衝撃を最小限に押さえることができる。
●そのうえ、時間当りの撮影コマ数もおのずと増えるので更に
安価なご提案が可能となる。

作業の流れ(
カメラは固定されています。原本が台座ごと動く様子が下記の写真で理解していただけます。)
1.原本をめくり 4.ローラーを
移動
2.ローラーを
移動
5.撮影
3.撮影して









左のような台座がスライドする工夫がないと原本自体を左右にスライドさせて撮影することとなる。
この撮影作業は、原本にかかる負荷が大きすぎる。


撮影をいくら丁寧に行なっても限界がある。
コマ数も進まず、その分コストに跳ね返るという2重の無駄が生じてしまいます。




原本に余分な圧力をかけない当社オリジナル階段式ガラス台


当社

他社

木製の階段状の撮影補助具であり厚みのある冊子等を撮影する際に使用します。原本の厚さに影響されることなしに、ガラスの水平を保つ事が容易であり、史料に負担がかかりにくいという利点があります。

又、階段式なので薄い原本から厚い原本まで対応する事が可能であり、ページをめくる際のガラスの上げ下げ等が容易である為、撮影効率が上がります。







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原本も極力いためず撮影できる当社改造型ブックホルダー


当社

他社


冊子状態の原本を撮影する時に使います。原本の背の部分の部分をブックホルダーにはさみ込む事により、ページをめくる際に原本自体が動いてしまうのを防ぐ為に使用します。 原本を直接はさみ込みますので、原本を破損しない様に微妙に張力を調節しています。このブックホルダーを使用することにより、処理能力が格段に向上します。 又、様々な原本の大きさに対応できるように、各サイズをとりそろえております。
  
本の背表紙が傷みやすく、原本の破損を招きます。→ブックホルダーで挟み込み、両ページとも負担がかからないようにして、撮影します。

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紫外線を99%以上カット ――― 原本にやさしい環境



当社

他社
●(太陽の紫外線をカット)
 原本の取扱い作業場所のガラス窓には紫外線カットするフィルターが貼られている。

太陽から(曇りの日でも)放射される紫外線を99%以上カットしています。






●(蛍光灯の紫外線をカット)
一般的に白色蛍光灯から放射される紫外線は3種類あります。・紫外線A(320nm〜400nm)
・紫外線B(280nm〜320nm)
・紫外線C(280nm以下)です。
 そのなかで紫外線ABは書物・絵画、衣服に変色退色をもたらします。

紫外線劣化は特に新聞紙等に顕著に表れます。
当社の作業場の
蛍光灯には紫外線防止用フィルターを装着し、白色蛍光灯から放射される紫外線ABCを99%以上カットした環境を作っております。
●お預かり中の
原本にやさしい環境を作っております。

白色蛍光灯下に置いた新聞紙の紫外線による劣化(変色)


右の実験環境






ステンレス製のホチキス針(ホチキスのある書類の後処理)


スキャニング・MF化の前作業でホチキスをはずし、後作業はホチキスで閉じる


原資料              ホチキスはずし                  原資料


当社で使用
している
ステンレス製 針(NO,10ステンレス)

通常使用
されている
鉄製 針(NO,10−1M)
右のホチキス針(鉄製)に比べて、
強度が増し
約10倍の耐サビ能力があると判断できます。

材質 : JIS G 4308(ステンレス鋼練材)に規定したステンレス鋼線材を伸線したもの。
材料強度 : 690〜1030N/・(丸線時抗張力)
表面処理 : なし
塩水実験 : 濃度35%の塩水に浸してサビの耐久力を調査。50時間前後で白サビが発生。




材質 : JIS G 3505に規定したナマシ鉄線を亜鉛メッキし、常温で伸線したもの。
材料強度 : 490〜833N/・(丸線時抗張力)
表面処理 : 電気亜鉛メッキ
塩水実験 : 濃度35%の塩水に浸してサビの耐久力を調査。5時間前後で白サビが発生。
ホチキス(NO,10)は,ほぼフラットになります
 
通常使用されているホチキスはやや湾曲してしまいます