矢印の向きに回転するバフはターンテーブルの外周と内周それぞれに異なる方向のトルクを発生させ、
このトルク差によってターンテーブル全体に回転トルクが生じ、大きな回転運動となります。

ここで重要なのはターンテーブルが平坦でかつ水平であること、回転摩擦係数も限りなく0に近いことです。
これによって研磨時の余分なエネルギーがターンテーブル側の回転運動に置き換えられることで
プラスティック表面を傷めることなく、誰もが簡単にしかも職人クラスの研磨修復を実現できるわけです。

また、ターンテーブルは表面を平坦及び均一に研磨するために欠かせないものですがこれには均一な回転運動も必要となります。
この技術ではターンテーブルの動力源がバフからのトルクで誘発されている為、新たに回転動力源を持つ必要がありません。

この一石二鳥の技術が光ディスクの研磨を確実にしかも容易なものに仕上げました。