CD修復の需要   


昨今の光ディスク市場の成長ぶりは、いまさら言うまでもなく、世界規模の巨大マーケットに成長し21世紀の主要な記録メディアとしてその地位を確固たるものとしました。巷にあふれる光ディスクメディアは20年ほど前の音楽CDに端を発しLaserDiscやCD-ROM、CD−R、DVDとその用途をさらに拡大しながら日常生活の隅々にまで浸透してきています。

そこで皆さん一般ユーザーを悩ませているのが表面に生じるキズやこびりついた汚れです。
いくら保管に気遣っていても知らないうちに傷つけていることがほとんどです。
そういったキズの修復サービスを国内では3年ほど前から2,3の企業がKENMACを使ってスタートし、徐々に浸透しはじめました。

さらに近年のビジネスにおいてはリサイクルやレンタルという従来の物流ビジネスとは違う流れの中で、これら光ディスクも大きな市場を形成し始めています。
ここで商品の再流通を促進するために市場から求められたのがディスクそのものの研磨再生技術です。
個人ユースでは、データ読み取りに支障なく十分に使えるディスクでもそれを再販するとなると見た目のキズがすぐに実利に影響するというシビアな世界です。

その他ドライブ製造工場でのテストCDの研磨や図書館、公文書館などのデータの修復、一般研磨サービスなど広い分野でそのニーズはますます高まることが期待できます。