森松社長より全従業員へ 年始の挨拶 2002年 1月4日 仕事始め (朝礼にて) |
3つの習慣をつけよう |
1・「健康」を維持し続ける習慣 健康を維持するために各々人はいろいろなことに日々気をつけて生活しているものです。 通勤中にエスカレーターではなく階段を登るように習慣をつけている人、湯上り前に水を浴びる習慣の人。 梅干を毎朝食するなど、食生活で少しでも気をつける習慣をもつ人。 日々健康でいられるように 健康なうちからそれに感謝し維持する習慣をつけましょう。 「健康であるから働ける、働ける充実感とその結果から安心が得られ、心身ともに健康で暮せる」 というように体の健康は生活の基本です。 健康でないところがある人はお医者様などの専門家に相談し、自分にあった生活習慣の改善などの指導も受けて健康の回復と維持を最優先に行いましょう。 健康を維持するための生活習慣 を続けましょう。 |
2・「サービス精神」を持ち続ける習慣 私たちの仕事はサービス業です。 お客様の代わりに面倒な情報加工を行う というサービス業種に属します。 お客様の代わりにその立場に立ち、作業する事を生業(なりわい)としています。 より、良い商品・早い納品・経済的価格・利便性の追及など、行き届いた気配りで「お客様(社会)に喜んでいただく事」に仕事の標準を合わせましょう。 「喜んでもらえることをやりたい」 という心の動きがサービス精神の基礎であり、そこから感動の輪が広がるのです。 サービス精神の心のありようは 相手の立場に立って考える 「思いやりの心」 です。 「サービス精神」 という言葉は随分昔の流行語のように思われがちですが、サービス業者にはこのサービス精神が必要不可欠なのです。その精神が私たちサービス業の基本であることを忘れてはなりません。 ここ2〜3年、お客さま方からは特に高い評価を戴けるようになりました。 来訪の際の挨拶や 迅速正確な仕事の対応、適確な電話の対応などです。 今後も益々心のこもったサービスを心がけましょう。 サービス精神が乏しくならないようにするために 「私たちの3つの方針」 の内容をそのつど考えながら唱和する習慣 をつけましょう。そして仕事内容ごとにその重要さを考える習慣 をつけ、サービス精神をおおきく増幅させる 「使命感」 と 「達成感」 というやりがいを養いましょう。 |
3・「希望」を持ち続ける習慣 願い望むこと を 「希望」 といいます。逆に 望みを絶つ と書いて 「絶望」 といいます。 日々の生活や仕事の中で、行動する前に自ら望みを断ってしまう習慣が多い人を あえて 「絶望の人」 と呼びます。 又、希望を持たない人、持とうとしない人もこれに属すると思います。 日常生活の中で、ともすると希望を捨てるクセのついた 「絶望ぐせの人」 は大不況である昨今 特に多くなってきているように感じます。 しかし、会社組織では 「絶望の人」 は歓迎できません。 会社で掲げた目標を行動する前から諦めてはいけません。 創意工夫し行動する。達成に向かい努力をしてください。従業員の生活資金に直結する、会社で掲げた仕事上の目標を報告無しに拒絶する事は絶対に許されません。 世界の政治経済の好況・不況にあおられて、そのたびに希望と目標を失ったりしてはいけません。 目標に対して 「できない理由探し」、 「立場や建前などの虚栄心」 や 「責任逃れ」 などの為に 「言い訳」 を思考錯誤する負の能力を使ってはいけません。 たえず希望を無くさず 「いかにすれば目標が達成できるか?」 を考える習慣をつけましょう。 「できない理由」 を考えはじめているとき 「絶望の人」 になりゆく自分に気がつく習慣 をつけてください。 「できない」 という口癖ぐせがつき始めた人は、回りの人をも自然と巻きこんで、その人の人生まで 「絶望の人」 に引きずり落してしまいます。 会社を人間の体だとすれば、そこでガン細胞が活発化している事に気がついてください。 「早期発見」 と 「早期治療」 で健康を維持する事ができるのです。 ミーティングの席などで 「できない理由」 を並べはじめた時点で、そのガン細胞をそのままに放置しない事。 黙って見逃す事は絶対にいけません。ガン細胞はその組織で自然と広がってしまい、とても治りにくくなります。 治療方法は、その時直ぐに 「できない理由探しは禁止!」 と お互いを注意して気づかせてあげる習慣 をつけてください。 自助努力として、希望を失わずに仕事する人たちに素直に意見を求める習慣 をつけましょう。 |
これらの習慣は 「大変な苦労をしないと成らない」 という難しいものではありません。 日々いつも 「気がつく習慣」 をつけるように工夫することで、誰でも簡単に成し得ることができるのです。今年はそのためにこれを配布し、社内(階段)にも貼ります。 一人一人の人間性を豊かにする自分自身の要素として3つの習慣に取り組んでください。 ひとりひとりの明るい未来を築くために! |