2014年 1月6日 午前10時 〜
社長の新年のことば
(従業員のみなさんへ : ほぼ話したとおりの口語体で記載)
『自立』
●質問 | ●世界 | ●現実 | ●機会 | ||
●祈る | ●未熟 | ●記録 | ●新年 | ||
●神様 | ●平和 | ●言動 | ●自立 | ||
●『乱』 | ●言霊 | ●国土 | ●唱和 |
『 自立 』 ● 質問: ・初詣 行った人は? 「多数」 ・初詣 行かなかった人は? 「少数 有」 ・初詣 何を唱えた? 「○○となりますように」 「○○ = 自分・大切な人の健康、夢、仕事の成功」 など ● 祈る: という行為は世界中のとても多く人が行っているが 私達日本人は毎日神仏に祈る習慣が少なくなってきているのでは・・・。 無宗教者が多い? (神様を意識しなくとも生きて行ける時代背景?) (知人達との会話において、宗教の話題をせずとも済む時代背景?) (アナーキストとして理論武装できなくとも (アナーキストモドキ) 許される時代背景?) ● 神様: は願いを叶えてくれるか? 救ってくれるか? 例: 第二次世界大戦時、多くの方々が神前で伏し、それこそ死にもの狂いに祈った人々が居た ・・・ 結果 ● 『乱』: 黒澤明映画監督は、「乱」という映画の最終局面において戦乱の世・下剋上の果てにとまどう人間 二人に こう 謂わしめる。 甲 ・ 「神も仏も居ないのか? 畜生 神や仏は気紛れな悪戯小僧だ。 天上の退屈しのぎに 虫けらの様に人を殺して喜んでいやがる。 やい! 人間が泣き叫ぶのが面白いのか」 乙 ・ 「言うな! 神や仏を罵るな! 泣いているのは神や仏だ。 何時の世にも繰り返すこの人間の悪行、殺し合わねば生きてゆけぬ この人間の愚かさは、神や仏も救う術はないのだ」 ( 『乱』 より ) ● 世界: の人々が殺戮合戦 (戦争) から脱することができません。 ここ 1000年の戦争の記録 でも確認できます。 今後もそれは変わることがないか? 戦争の歴史は 「肉体・物欲をもつ人間、神ならぬ故」 か? 人間の 「未成熟さ、弱さ」 を物語ってくれます。 どんなに神仏に祈っても戦争の被害者 ・ 加害者を人が繰り返したことを記録が正直に語ってくれます。 ● 「未熟」: な人間が今できることは 「人間は自他ともに愚か・未熟なところがある」 ことを静観する。 今後、どんな境遇に見舞われて戦争の被害者又は加害者となってしまうか (天災も含めて) を覚悟する。 そして戦争後の子孫の繁栄の準備 「守りの準備」 を言動してゆかねばならない時、それができるのが今です。 ● 「平和」: 今 偶然か必然か、平和であるからこそ、 「今できる準備」 を疎かにしてはなりません。 今まで、「過去の記録」が現存するのは、 「志ある人達」 の努力によって遺されてきた。 今、そう言動することが私達の仕事です。 ● 「言霊」: というものがある、「オオカミ少年的に戦争をネタに商売に結び付けようとすることは控えるべき」 と意見を昨年戴き、それは最もな考えである。 当社は社団法人ゆえに 「儲かる屋」 であろう? と言われればそうなのです。 しかし 「後世に徹底的に役に立つ儲かる屋」 であることを社員はいつも意識されたい。 「やっている事、やろうとしている事が目的から外れぬ」 ように意識し続けてきた会社です。 ● 現実: として、当社はマイクロフィルム化やデジタル化で記録の媒体変換 (分散管理) を行い、記録を後世に確実に遺そう、とすることを52年にわたり商売としてきた 「事実」。 それを私達が理解しなければなりません。 一時、民間企業のマイクロ撮影が激減し、今またDM (デジタル→マイクロ)が少しづつ浸透してきました。 名だたる国立のアーカイブズにおいては地道にマイクロフィルム撮影・マイクロフィルム化が続けられています。 当社内において成長しているデジタル部門は、ゆくゆくは別会社として機能させるかもしれませんが、「国際マイクロ写真工業社」 という社名は変えることはありません。 ● 記録: 媒体を遺す手段のひとつとしてマイクロフィルムの画像情報をタイムカプセル化して500年の期待寿命、それ以上に維持するためには私達は何を準備・用意すべきか? マイクロフィルムという保存媒体 (ポリエステルと黒化銀等)、その保存期間を延長させる。 私達が勝手ながら記録媒体を捉えるに 情報媒体の歴史として大きく分別するとすれば、 第一陣は アナログ: 石や壁 【自然の状態】 第二陣は アナログ: 紙や獣の皮等 【第一陣を一次加工したもの】 第三陣は アナログ: フィルム (映像フィルムやマイクロフィルム・ガラスなど) 【化学物質: 肉眼で判読できるもの (レンズ拡大含む) 】 第四陣は デジタル: デジタル情報 各リムーバブルディスク ・ 各サーバー等 【化学物質: 加工したものに 01データ として記録】 そして 【OS:ソフトを介在して判読可能とするもの】 第五陣は アナログ: 500年・1000年・一万年以上 「保存」 ができる媒体 それを 「活用」 できるシステム (開発中) デジタル: 500年・1000年・一万年以上 「保存」 と 「活用」 ができる媒体 (開発中) それら記録保存媒体の 「保存と活用」、 その 「安全管理」 ための知恵合戦、実行部隊の中心に当社は在る、 という意識を持つことを絶えず確認し合いましょう。 ● 言動: の中心として私達は 「記録の強靭化:分散管理」 (公な文書をデジタル化して分散管理 ・ 一部をマイクロフィルム化) を唱えてきました。 「啓蒙活動」 は創業より52年間 実行してきましたが、 ここ2〜3年は 「ロビー活動」 を実行してきました。 ● 『国土』: の 「強靭化」 を実行する ために、 『記録』 の 「強靭化」 が最も重量 (情報保全:情報管理の強靭化) ・・・・・ その内容: 【★目的 ★問題 ★対策と予算 】 を説明 ・・・・・ ●機会: を多く得ながら人は成長してゆきます。 主義主張を言動するにあたり、その 「きっかけ?」 「何の為?」 「誰の為?」 代表取締役の場合 新世紀を創造してゆこう 、会社としては 経営理念 等で当社の方向性を明記しているとおりであり、私個人の場合は 神風特攻隊員 遺書の複写 のような体験の積み重ねです。 新人社員であっても、素晴らしい機会が多かれ少なかれ日々現れます。 見逃さないように、アンテナを張りましょう、触覚を立てましょう。 ● 新年: において、または日頃日常においても、「祈る」 ことは素直な気持ちであるが 「私達は 神様の一分身」 であるかの如き 「自立」 した言動をしてゆかねば、現実を少しでも良い方向へ動かせないのでは、と感じております。 仏教詩人 坂村真民氏 (愛媛に記念館) は 「新しい年を迎えるにあたって 新しい心構え が必要である」 と 新年における心構えの大切さ を詠っている。 ● 自立 「祈る」 → 「心掛ける」 → 「それを誓う」 → 「それを実行」 → 「PDCAできる現状に感謝しつつ実行」 へと、 その変身が 「自立」 への一歩。 「自分と家族等、幸せを祈る」 から 「家族の安心、会社・国益の安泰を心掛ける」 「諍いの少ない東南アジア、戦争の少ない世界を創ることを誓う」 そして 「そうなるように自ら言動してゆく・実行する」 へと 「家族の幸せ」 と 「国益の増大」、その先に 「国際貢献」 を見据えましょう。 自他ともに仕事の目的を静観しながら 「自立」 した言動ができるために 「触覚」 を寝かせないようにしましょう。 そうすれば 「勉強 ・ 学習」 と 「挑戦」 が日々の習慣と成ってゆきます。 何はともあれ健康が第一、日々健康に仕事できる事に感謝し、 今年も健康を維持できるうに気を付けて生活してゆきましょう。 以上です |
★ 経営理念会社方針 唱和 ★ 一本締め (貞方氏) |