2008年1月8日 午前9:00〜10:50
社長のことば (従業員のみなさんへ) ・・・・・以下、口語調のままの記載
覚悟 (その道のプロフェッショナルになろう!) (内容の一部未掲載部分等有) |
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1: 健康管理 | |
2: 「プロジェクトM」 | |
3: 第三者認定 (情報管理システム等) | |
4: 覚悟 | |
5: 自分探し | |
6: 数値目標 | |
7: 一本締め |
皆さんあらためて、あけましておめでとうございます。 (余談省く) (液晶画面でこの文章を見ながら) |
1 ● 健康管理 昨年から今年度末にかけて多忙となっております。 とてもありがたいことです。 (途中省略) 特定の人に負荷がかからないよう、皆でサポート体制をつくりながら協力して対応している姿に頭が下がります。 今年は昨年より各人10%分でも早く帰宅できるように工夫がなされるよう、それを目標のひとつとしますので協力をおねがいします。 |
2 ● 「プロジェクトM」 そして昨年は 「プロジェクトM」 を大きく前進できた一年でもありました。 平成16年からの経緯を含めて羅列し、本年からの歩む道を 「確認」 してみたいと思います。 プロジェクトM (7つのMの体制) (マイクロフィルムをコアとした記録情報加工専門企業として) 1M:マイクロフィルムと原本との100%整合性----撮影と検査の新システム 2M:マイクロフィルム高品質化-----------------撮影・現像の高品質化 3M:マイクロ画像のデジタル変換----------高画像化・高速化・低価格化 4M:マイクロ画像のデジタル活用----------ソフト開発・ソリューション提案 5M:デジタルデータのマイクロ化----------セキュリティサービスの新提案 6M:デジタルスキャン・マイクロ化の被写体取扱い知識-------蓄積と共有 7M:マイクロフィルムの管理・保存コンサル--------保存環境調査と実施 -----7つについて大まかなものを説明----- (一部 削除あり) 1: マイクロフィルムとデジカメによるデュアル撮影検査機の開発 1: マイクロフィルムの第三者による認証 (コンプライアンス強化のための実験) 1: マイクロフィルム非接触型コマナンバーカウンターの開発 (後日販売予定) 1: 最新カメラの導入とその改造 2: カウンター内蔵マイクロカメラの新規増設と従来品の高品質化 2: 大型現像機等の導入と改造 2: カラーマネジメントシステムの構築とマネジメントエリアの増設 3: 高画素デジタルカメラの検証と増設 3: デジタル変換機器の増設とその販売 (機材の代理店販売含む) 3: レイアウト変更・施設の増設 (高品質化・効率化のため) 3: クリーンルームの増設 4: Km view (画像参照ビューワー) フラッシュバージョンの開発とカスタマイズ 4: Km view JAVAバージョンの開発 4: Km zoom の導入とカスタマイズ 4: km サーチビューの開発 4: 各大学様用バーションの作成 4: km 動画ビューの開発 (動画配信ソフト) 4: 自社サーバ・大手企業社等サーバ (国立機関) による導入 4: 展示会用 タッチパネル連動システムの構築 5: ポリコムシステムの導入と啓蒙 5: AR1000システムの導入と啓蒙 5: マイクロフィルム保管関連の強化 6: 大型絵図、大型撮影装置の開発 (中小企業振興公社助成) 6: 大型絵図、中型撮影装置の開発 (大学教授と共同) 6: アゼロ等 新機材の導入と検証 6: 撮影台座の開発 (大学教授と共同) 6: 特殊撮影手法の収集 7: IPI−ADストリップス日本総販売店契約 7: マイクロフィルム保管関連の強化 7: 大型耐火金庫の増設 7: 温度・湿度管理エリアの強化 7: 各種 勉強会に出席しての 「情報収集」 7: 各種 勉強会・展示会・HPでの 「情報配信」 以上、チャレンジート内容も若干含めて主だったものを羅列してみました。 ここ数年だけでも非常に多くの挑戦を行っていますね。 現在もこのペース以上で提案を進めています。 一人でも多くの従業員が何らかの形で参加して 社会的存在価値の追求をしてゆきましょう。 |
3 ● 第三者認定 これら開発と業務を含めて統括管理する手法として ・品質管理システム: ISO 9000S ・個人情報保護法に準拠: Pマーク ・情報管理システム: ISO 27001 を取得し、回す形となっています。 この3つの認証を得ている会社は、 私の知る限り全国中小企業の複写関連会社の1000社中に3社くらいだと思います。 しかし、情報加工にかかわる大企業の多くは当然のように取得しております。 今年はISO14001の導入です。 Kさんをはじめ3名が中心となって昨年末から 「環境マネジメントシステム」 の構築を進めています。 現時点では、全国複写関連の中小企業 約1000社のなかで、この4つのマネジメントを認証しているところは私の知る限りありません。 「大切な情報 を扱う」 当社のような会社では、 特に第三者からの認証を得ながら、お客様の情報を預かり信頼を得るための業務改善とその維持管理の手法を着実に遂行してゆくシステムの構築は、「義務」 であり 「付加価値」 などではない、と考えてゆきましょう。 それぞれの認証資格において決め毎が増えますが、特に新人社員にわかりやすく説明しますので、特に以下のことを守ってください。 (省略) これらルールを守ってこそ、 私達の会社が 「記録を扱う会社」 として、 若干なりとも それにふさわしい組織に 少しずつでも成長してきているように感じます。 「作業がしっかり報告され、新しい技術を貪欲に吸収しながら歩む会社」 でよりそうあるようにしたいものです。 しっかりと管理システムを回すことは本当に大変なのことですが、そこだけは皆さんと共に今まで以上に気を張って頑張ってゆきたいと思います。 |
4 ● 覚悟 世界中が社会貢献度の高さを競いあう付加価値競争の中にあります。 皆さんには 「社会から情報保存管理を期待されている会社」 その一員であることを 「覚悟」 し、それを新人たち部下に対しても指導してほしい、ということです。 その先は、 日本中の記録を少しでも確実に後世に残すため、当社の計画とのとおり、「アーカイブの分野で日本一の会社」 となる方向への道となります。 少なからず様々な 「機会」 や [ご縁」 に恵まれてそれが開かれてきております。 もちろん、 第二世代のマイクロフィルム (デジタルアーカイブなど) を提案しながら、 第三のアナログ記録保存媒体を模索しつつ、構築してゆかねばなりません。 年末年始のテレビ番組では、 「地球環境破壊」 を番組でしきりと謳っていましたが、 「地球環境」 はこのままでは滅亡する方向に動いていることは確かです。 ゆくゆく、それに連鎖するように 「侵略」 や 「戦争」 が始まらないことを望むばかりです。地震などの災害も含め、今 「記録を保存活用させる組織」 として準備すべきことを これも 「覚悟」 して調査実行しなければなりません。 多くの人たちは、 「災害、戦争」 その歴史的な現実を直視し続けたくは無いでしょう。 「環境破壊」 はかつてないほど災害と戦争を誘発する大きな原因となり得るでしょう。 「自分が他界した後、未来の話であろう」 とか 「万一の時は諦めるしか無いよね」 というように自分との距離を保ちながら、今、出来る実務を遠巻きにしてしまいがちです。 そういう私自身も、 便利ゆえに車を運転しますし、贅沢や無駄と思える浪費を止めることができません。 今の生活を 「江戸時代以前」 のような 「より原始的社会に可逆」 できるのでしょうか? そこまで行かずとも 「地球環境破壊」 を確実に実行するために 「緑倍増計画」 等を実施したり、出来うる限りの 「知恵」 で対応してゆけると信じたいところでもありますね。 しかし、「知恵」 で解決しよう、という考えをもつ 「生意気な生物」 が地球環境を 「破壊」 に追い込んできたのかもしれません。 自問自答しても 埒 (ラチ) があきませんね。 自分達が今できることは、 私たちが生きた 「証」、それを後世に残す方法を施すことです。 時折、社員や知人など、何人かに話してきた内容ですが、 「数千年後、数万年後、数百万年後の地球に 我々の子孫は地球で暮らせて居るでしょうか?」 その未来では、 我々が現在 「恐竜の骨」 を視つける様に 我々自身が 「地球生命体の痕跡」 として、骨や家財道具や機器の屍、DVDやHDのかけらなど・・・発見されるのでしょうね。 ロゼッタストーンのように難無く視覚できるアナログ媒体がなければ、我々人類が何を考えて生きていた、という 「証」 を解読させることは不可能に近いのでは・・・・と想えてなりません。 遠い将来、 地球に 「次期生命体が発生、または異星から来られた時」 私達人類の遺骨を調査しながら 「このDNA 配列を維持していた生物」 が、 「新しいマイクロフィルムかそれに変わる金属片など」 に、 「生存していたときの何らかの記録」 が克明に残されていたら・・・・ 私達人類が生きていた 「証」 として記録が、 例えば 「骨壷の蓋」 にでも入力されて残されていたら・・・・ 記録という行為が可能な 「人間」 であるからこそできる 「極めて崇高なプロジェクト」 を仕事としてゆくのです。 「自分たちさえ良ければ・・・」 という意識からどうしても離れられない生物が起こした記録・・・ その、ありのままの記録を如何に永く地球上に残すかに 「やりがい」 を感じる人材集団になってゆくことを、国家機関からも大きく期待されており、それを実行できる立場にある組織・会社なのです。 そういった話しを異業種の方々にすると、苦笑されることもあります。 しかし、ここ数年、当社内においては 「おもしろいですね。 ぜひ私にやらせてください!」 という言葉が聴かれるようになりました。 「記録を継承させる意義、やりがい」 を共有でき、 それを 「覚悟」 してプロとして働く従業員がすこしずつ増えてきていることは非常に嬉しいことです。 昨年もお客様方から 「とてもおもしろい人材が揃ってきている」 というご評価をいただけております。 まずは 「プロジェクトM」 と自らが創出する 「チャレンジシート」 の実現に向けて、このままアクションを展開し続けられればもっともっと面白い会社となります。 |
5 ● 自分探し 私は、多くの企業の社長や経営陣と会う機会に大変恵まれてきました。 それら企業経営する社長の中の一部においてですが、 仕事の 「面白さ」 や 「社会的存在価値」 の追求 はもちろんですが、「仕事以外の自分をも探し求め」、新人社員のような爽やかさで 「自分探し」 をしている社長が増えてきているように見受けられます。 決して悪いことでは無いとは思います、しかし、 「はやく自分の立場に気がついて思いっきり走り出せば良いのに もったいない」 と感じることがしばしあります。 ピーター・f・ドラッカー曰く、 「人は置くべき場所に自らを置かなければならない」 プロフェッショナルとして 「覚悟」 して働く場所を人は見つけなければならない必要がある、ということですね。 そしてチャップリンは、 映画 「ライムライト」 のなかで曰く、 「人生で大事なことは、夢と勇気とちょっぴりのお金」 自分の 「夢」 「やりがい」 「面白さ」 を創造し、 それを実現するために 「勇気」 をもって挑戦し、 そして 「ちょっぴりのお金」 で家族を養い、暮らしを安定させながら、 「もっと大きな夢」 を追求してゆく。 それで初めて 「自己実現」 「自己満足」 と 「社会貢献」 を兼ね備えるのでしょう。 そんなふうに 「自分の仕事」 を実感できるように一人でも多くなれれば良いですね! あたりまえのことですけど やはり、まずは 「家族」 と 「仕事」 を一番大切にすることが必要ですネ。 |
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7 ● 一本締め 各部責任者による 「新年の抱負と各部目標とその達成のための決定事項の発表」 ・業務統括部長のことば ・MF技術部 ・デジタルシステム部 ・資材販売部 ・総務部 ・営業部 ・レイアウト管理について 全員で 「経営理念・会社方針・品質方針の唱和」 「1本締め」 2008年1月8日 午前9:00〜10:50 |