2006年 1月5日 9:00〜 

   社長 (年始の言葉)


   目的 ・Innovation:(革新・技術革新)

   1 ●ごあいさつ
   2 ●人生・仕事の目的とは? (ディスカッション)
   3 ●私たちのイノベーション
   4 ●数値目標
   5 ●健康の秘訣






   1 ●ごあいさつ


 従業員のみなさん! 2006年 あけましておめでとうございます!

 みなさんもご存知のとおり、昨年は社員 Kくんに男の子が誕生しました。
 個人的なことですが私の義弟も昨年暮れに男の子が誕生しました。
 新しい命の誕生は、周りの空気すらすがすがしく変わったようで
 人々に「大いなる喜び」を与えるものですね。




   2 ●人生・仕事の目的


 生まれ来るのもに 「大いなる喜び」 を感じるように
 死するものへの 「大いなる悲しみ」・追慕の念があるものですね。

 昨年11月にP・F・ドラッカーが他界しました。
 (当人に関わるHPを開き説明)

    (途中省略)


人生の目的とは?  会社の目的とは?
(ディスカッション30分・・・おのおのの意見をホワイトボードに書く)

以下、結論
  ★ 人生の目的・・・・・心を向上させる・魂を磨く
  ★ どうやって・・・・・・自分が夢中になって努力・工夫したとき、またそれが人(社会)に
                喜ばれたとき、心底 充実感がある
                (仕事を好きになる・社会貢献・利他業を積む)
  ★ 会社の目的・・・・・経営理念・会社方針・品質方針のとおり
                (社会的存在価値のある人になる) 
  ★ どうやって・・・・・・日々意識し(毎朝の唱和で確認)、勉強し、創造し、実行する
 



 P・F・ドラッカーの他界。
 当社の創業者である父が18年前脳梗塞で引退して以来、経営に悩むごとにいつくかの助言を
 私に与え続けた 「師」 の一人でしたから、その訃報には少なからず衝撃を受けました。
 しかし不思議と 「悲しみ」 は感じることはなかったのです。
 わたし自身、
 彼がのこした一言一句の 「記録」 は、私やその読者の心に永遠に生き生きとした 「金科玉条の宝」
 「その時代なりのP・F・ドラッカーなりの考察・思想」 となって強く影響を及ぼし続けてゆく、その言葉に出会う
 人にとって 「悲しみ」 という感傷的なスケールのことだけではない、未来への勇気や創造力を
 与え続けてくれる、と解釈しています。

 「死するもの」 が 「記録」 の在る限り、未来永劫 「生き続ける」 ことを痛感できます。

 私たちの日々の仕事、 「記録を残す」という仕事です。
 「マイクロフィルムや中性紙・デジタル媒体を駆使して記録を後世に残し、かつ活用させる」
 という仕事が 「人類史上もっとも崇高でやりがいのある仕事である」 ということを勝手ながら
 改めて実感できます。

 神々はすべてを見通しているから、どんなに難しくても自分の仕事は完璧を期せよ    

  P・F・ドラッカーの言葉です。


 デジタル情報化社会において長期保管すべき「世界中の記録」が様々な形式のデジタルデータで
 それぞれに管理されはじめている。
 「完璧を期して・・」  記録を後世に引き継ぐ現状の手法を私たちは社会に提言してゆかねばなりません。
 「完璧を期して・・」  その言葉、その実践は特にわたしたち記録する仕事に携わる人が未来永劫、肝に
 銘じる課題であり、「あらゆる仕事」 の原点にある金科玉条の言葉と思います。

 「完璧にせよ」  ではなく 「完璧を期せよ」 となっていることに甘えないようにしましょう。
 完璧 (PERFECT) に少しでも近づくための 「ISO9001によるスパイラルUP」 と 「技術革新」 を
 充実させましょう。


 「マイクロフィルム」 は現在もっとも合理的なアナログ情報媒体として
 ISO規格化され世界中で認知されています。

 なんどもお話してますが、
 私たちの会社は 「マイクロフィルム専門業者」 から 「情報保存の専門業者」 へと進歩しなければなりません。
 一昨年よりマイクロフィルムより微細かつ長期保存性をもつ次世代のアナログ情報媒体を模索していますね。
 (例えばニッケル材を使用したアナログ記録媒体など)
 情報保存の中継ぎのための 「マイクロフィルム管理」 は現状、必須なのです。

 そして
 社会思想家でもあるP・F・ドラッカーが企業存在の為の最重要課題として世に提唱し続けてきた
 「キー」 こそ、次の一手を模索する 「Innovation」 (革新・技術革新)です。




   3 ● 私たちのイノベーション


 「プロジェクトM」 実現のための詳細チャレンジ項目で今年芽を出すものが十数点あります。
 年末発表会で主要数項目を確認したとおりですね。
 200項目以上のチャレンジの種があり、なかには数十年かけてこつこつと土を耕し、肥料をまき、
 種を植えて水をまき、雑草を取り除き、ようやく地上に芽をだし花咲かせ実を結ぶす機会を得るものもあります。

 当社で頓挫した 「イノベーション」 は皆無。
 これは現状すべてのチャレンジ項目は 「一つもあきらめたものが無い」 ということです。
 そして芽を出させる時期が当初目標より遅れるものがある理由は、努力不足・怠慢ゆえでもありますが、
 環境や時流の変化によって優先順位が上下変動する事がおおきな理由です。

 「プロジェクトM」 の実現は私たちが情報保存の真のプロフェッショナルとして、
 創造力・創意工夫を「世に問う」ものであり、こんなにエキサイティングで真剣になれて楽しいことは無い、と
 感じている人が少しずつですが増えてきていることは嬉しいことです。

 流行廃りに振り回されず 「大いなる好奇心とチャレンジ精神」 をもって仕事に精進し、
 相当の 「報酬」 (安心) を得ましょう。

 マイクロフィルム業務が直接できない異業種が入札に参加して混迷をまねくここ数年ですが、
 チャンスのときは 「ピンチを想定して堅実に」
 ピンチのときは 「チャンスを創造」 してゆきましょう。
 決しておごり高ぶることなく、かつ、尻込みすることもなく、
 今まで以上にそれぞれの実行者・サポータ・発案者となり
 ひとつひとつを実現してゆきましょう!

       「イノベーション」 こそ!
       社会的存在価値の実現、
       「会社の目的」 であり、
       「人生の目的」 にがっちりと繋がることが確信できます。





  
4 ● 数値目標


  今年の全社数値目標は全社で 「経常利益率 8%」 です。
  この数字は昨年11月に各部長に通達されています。

  BS 「貸借対照表」 は創業以来の経営者が作り出す結果ですが
  PL 「損益計算書」 は一年間の社員が作り出す成績です。

  部門別月次決算を公開しているとおり粗利益率が各部で極端に異なりますが
  全社数値目標実現のための各部長から詳細な計画を話していただきます。




  5 ● 健康の秘訣

 そのまえに ひとこと
   従業員のOさんの知人 (73歳) の方の
   お言葉を そのままご紹介させていただきます。

                  1日のうち

           1 回・・・ 感動しよう!
          10 回・・・ 大笑いしよう!
         100 回・・・ 複式呼吸しよう!
        1000 字・・・ 文字を書こう!
       10000 歩・・・ 歩こう!

             そして自分なりの恋をしよう!

  (途中省略)
    健康でイキイキと幸せに生活するために
    こういった 「言葉」 「秘訣」 があるんですね。
    実践をこころがけたいものです。


      では各部長から
      新年の言葉をおねがいいたします。